INFINITY展は2002年2月16日をもって無事終了。のべ300人の来場者で、文句なしの「盛況」。
すべての人に、心からの Thousants of Thanx を。


しかし初日のレセプション + コンサートの混雑は想像以上であった。
最近は様々な所で催されているクラシックコンサートだが、日本人にとってまだ日常とは言えない。
しかも演奏家から1.5メートルという至近距離で聞く機会は滅多にないのだろう。
はじまる前、ギャラリー内は「人も通れず」の状況となり正直困惑した。
しかし演奏家が身につけたINFINITY Wearは楽器との色合いもよく「音を奏でる人の姿」として
私の趣味に合い、ギャラリーの高い天井に響いたモーツアルトは、かなり理想に近いものとなった。


平日に入ってからは仕事でのクライアントや知人、ファッション・ディスプレイなどの業界の方、
学生では下は中学生、上は海外留学予定の方までと、様々な人たちとの出会いがあった。
一度来てくれた後、また後日に自分の作品を持参してくれた人も多く、
しかもそれは素晴らしいものばかりで、なんだかこちらが恐縮してしまった。
そしてメディアからの取材という生まれてはじめての経験もあり
「色々やっているつもりでも未経験な事って多いなあ」痛感した。


会期の終わりが近づくにつれて来場者グラフも右上がりで、最終日の土曜はお客さま対応に追われ、
食事はウイダーインゼリー、気分は木村拓哉。でもこれは幸せな仕事だ。
一見分かりにくいテーマなので説明が必要となってしまうのだか、
その後に大きく頷いてくれるのが嬉しい。
また「ネットで知って見に来た」という方が驚くほど多く、これからの告知方法としての手ごたえを得た。
掲載して頂いた雑誌の効果は今さら言うまでもない。自分の作品を書店で見るのは、
ありきたりな表現だが「不思議な気分」そのものだ。


INFINITYプロジェクトは、およそ4ケ月の時間を費やした。
後半になると作品が見なれてきたせいもあり、そのものを客観的に捕らえるのが難しく
「初めて見る人はどう思うのだろうか」と不安もあった。
実際、激励ばかりでなくアドバイスもたくさん頂き、それはプロジェクトチームの大きな財産である。


ギャラリーで披露するのは目的の一つだったが、それだけだけではない。
INFINITYプロジェクトはこれがスタートであるし、コンセプトにもあるように
ファッションに限らず、次なるテーマで発信していく予定だ。
またINFNITY Wear、オリジナルマネキンCOREとして、もう一歩進んでみたいとも思っている。
私自身、今回の経験でファッション、テキスタイル、プロダクト分野に、今まで以上の興味を
抱いてしまったから。
様々なクリエイティブの垣根を軽やかに超えていければと、いま強く思う。