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INFINITYは
身の回りにあふれている物の存在や形態を
従来のあり方にとらわれず、
自由に無限大に広げていくプロジェクトです。
今後デザイン・建築・音楽・映像など
毎回異なるテーマで展開したいと考えています。
そして2002年はファッションを選びました。
それはINFINITY Wearという
新しいコスチュームの提案です。
ふつうのシャツであれば
襟があり、袖があり、まえ後ろの布があります。
そしてボタンを前にきれいにたたみ,引き出しへ。
スーツなら少しほこりを払い、ハンガーにかけ
クローゼットへ、というのが大体のパターンです。
様々なファッションがあふれている昨今でも
その形態・収納についての大きな変革は見られません。
INFINITY Wearではまず、この収納状態から変化を与えてみました。
場所を取らず簡単にまとめられ、生地にも負担をかけず
そして新しくユニークな形態のものとは?
こうして生まれたのが「帯状」の布と
「糸巻き型」のパッケージです。

INFINITY Wear は、
15cm幅の帯状の布で構成されたコスチュームです。
パッケージに収められているマニュアルに従って
金具やヒモで留めていく、ユニークで簡単・シンプルな構成です。
この留め具の位置は、自分の体に合わせられるので
どんな体型の人も着こなすことができます。
帯で構成されている、ということは
布地を全て使いきれることも意味します。
INFINITY Wearでは、通常の洋裁で発生する"残布"
つまりゴミが一切発生しません。
また糸巻き型のパッケージは紙製で、プラスチックの
ストッパー兼スタンドは、取りはずしが可能です。
1m何千円もするような高級なファブリックであれば
それなりによく見えるのは当然だと思いますが
INFINITY Wearで使用した生地は
どれも1m1,000円以下の安価なものばかりです。
それらを,生地の特徴を生かした構成や縫製で
原価以上のデザイン的付加価値を与えます。
しばらく着ない時、INFINITY Wearはコンパクトに
収納することができます。留め具をはずした帯は
糸巻き型のパッケージにくるくると巻かれ
生地に無理な圧力をかけずに自然な形で納まります。
このパッケージの大きさは手軽な両手サイズ。
パーティードレスでも、イブニングドレスでも
ハンガーやクローゼットは不要です。